
ネパールから帰って来たスーツケースの中に
まだ真新しいこの靴下を見つけたとき
「私、ネパールのお土産はこれがいい!」
ランラ・ランラ・ラ―ンと母の周りを2、3周スキップした。
以来、母が使っていないときによく履いていた。
なんとも、斬新なテキスタイル。
パッチワークによく見られる偶然性ハイデザインに似ている。
余り切れを活用した自然発生的羅列でうまれる
想像を超えたデザイン。
物資の少ない山岳に暮らす人々の憂いよりも先に
この靴下を見れば見るほど、ある答えに達する。
「まるで靴下でいることを楽しんでいるかのようだ。」
ということ。
デザインや機械編みをしているときの会話が聞こえてきそうだ。
「あーして、こーして。あっ、あれもあったわねー。
それじゃあ、ここはクルンとしてー。
そうねー、ここはギザギザしちゃうわ、私。
あら、あなたのそのデザインもいいわねー。」
自分であることを楽しむ。
母やこの靴下がそうであるように。
自分を自身が楽しむことが出来れば、
あるとき問題は問題でなくなる。
フォーチュンクッキーみたいだね!
stay warm,
MariMari




